Androidスマートフォン端子破損 基板ロジックボード修理
液晶画面を交換する際に修理屋さんが内部の基盤を破損させてしまうことが多いのですが、その場合には自分でハンダ付けの作業やロジックボード 基板の接続端子を丸ごと取り外し新しい接続端子を取り付けることで破損故障を改善させたりすることができますので修理屋さんのメンバーの中に一人でも精密を担当する人がいるととても役に立ちます。
本日は ASUS ZenFone Go (ZB551KL) X013D8 という海外SIMフリースマートフォンのLCD接続端子の破損を6,000円で修理をさせていただきました。同じ会社の系列の人でしたので半額ほどをさせていただいておりますのでAPPLEMAC神戸店と協力しているなら!!なんでも直してくれるので便利!!ということで、個人お方様でも自分で修理をしていると、同様に端子を破損させたりしてしまうのですが、その場合には10,000円ほどで修理をさせていただいておりますのでお気軽にご注文ください。
顕微鏡スコープで故障箇所を見る!!
3500円ほどで誰でも購入することができますデジタル顕微鏡を購入し、損傷している箇所の状態を正確に確認します。折れているだけか?根本から壊れてしまっているのか?状態により対処方法は変化しますので、判断能力も無ければいけませんので、これはもう人体を手術する外科医さんと同じように状況判断は経験と実績からなるのものになります。
接続端子の2本の欠損を発見!!
基本的にこの金属の金色の端子丸ごとヒートガンで炙って取り外しするのですが、今回はこのLCD接続端子の2本の接点を回復させれば直すことができると考え、修理パーツとして在庫している2本の金色の端子を取り付けました。0.1mm以下の接点端子になりますので溶接で取り付けるためには超極細のハンダを使って作業をします。
同じ金属端子(ゴールド)を2本取り付け完了!!
ゴールド色の接点端子を接着して取り付けることができましたが、なんども抜き差しを繰り返せば、また外れやすいというのは問題点ではありますがいますぐとりあえず修理したい場合などには有効で、その通りお客様にもご説明して修理完了となります。周囲の黒い接点の台座である囲み枠は欠損したままで造形して作らず完了とします。 ASUS ZenFone Go (ZB551KL) X013D8 のLCD基板の修理というのはあまり多い修理内容でもないためこのような処置として終わりにいたします。まだまだ勉強もしていかないといけませんしさらに最新の ASUS 製品についても学習してまいります٩( ‘ω’ )و当店の修理の面白いところは、誰に聞いたわけでも説明されたわけでもなく、完全100%自己流で修理し研究開発しているという点です。無限にある可能性の中から一つの手段を選択して修理を完了させることというのは想像もつかないですし、見つけるのも楽しいですし、そんな楽しくて飽きない修理をお客様にお安くご提供させていただいております。
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