iPod classic SSD電池取り替え修理起動しない
iPod classicまだまだ人気です。車で音楽を聴くお方、趣味でゴルフをされているお方が音楽を聴く場合などiPod classicの修理は連日激安で修理をさせていただいていますので、修理で利用するバッテリーや液晶などSSD化する為のiFlashの在庫は3、4個ほど必ずストックしております。
iPod classicの故障修理の平均の料金は、¥8,000〜¥13,000ほどになりますが修理料金や納期につきましては直接メールやLINEトークまたは直接のお電話にてお気軽にいつでもお問い合わせくださいませ。
バッテリー交換修理に合わせてHDDが起動しない故障の場合にはSSD化した方が、これから何年も使い続けられるようになりiPod classic本体の重量も非常に軽くすることが出来ます。しかし、様々な箇所を修理するとなると修理料金は¥25,000ほどが多くなっていますので注文する際の一部ご参考となされてください。


今回iPod classicの修理をやってみて小さなきょうたいなので繊細な技術が必要なのだと思いました。
まずはiPod classicの全面と背面の隙間にオルファの刃を差し込んでいく作業はとても緊張しましたがこれこそがiPod classic修理作業の醍醐味だと思います。
隙間に刃を差し込んでキッカケをつくり思っていたより力強く奥まで差し込みます。ちゃんと正しく外すための場所があるのでそこをしっかり狙わないとiPod classicを開けることはできません。そのためにもちゃんと写真を撮って自分の修理技術向上データを残すことがとても大切だと思いました。
iPod classicがパカッと開いて中を覗き込むと液晶画面やバッテリー、HDDが繋がっているオレンジ色のケーブルが見えます。このケーブルがとても大切で、しかも強度も弱いので思いやりのない作業をするとちぎれていしまいます。自分のiPod classicを壊してしまっても悲しいのに、お客様の依頼品を壊してしまったら悲しいどころではすみません。切腹もんです。
ケーブル端子が刺さっている部分には、簡単に外れてしまわないようにロック機能の役割がある蓋がありますが、バッテリーの端子が刺さっている部分は特に注意が必要で左手のヘラで蓋の根元を抑えながら、右手のピンセットでケーブル端子を優しく外します。その時、余っている小指や薬指でめくっている蓋やiPod classicの本体を支えたり、めくれ過ぎでケーブルがちぎれてしまわないように気を使っています。
一通りケーブルを外すとiPod classicの全面と背面が完全にはずれるのでそうすれば安心安全にHDDからSSDに交換する作業に集中できます。
HDDも同じように脱落防止のフラップをヘラで丁寧に開けて作業するのですが、HDDが刺さっていたときの端子の向きとSSDに交換したときの端子の向きは、裏表逆向きなので注意が必要でした。間違った方向にケーブル端子を接続してしまったとしてもSSDがiPod classicの中のデザインに上手くハマらないのでその時点で気がつくことができるので落ち着いて作業をしていれば大丈夫です。(やっぱり写真を撮るは大切。)
HDDからSSD化する時には、端子が刺さっていた向きが交換前と交換後では向きが逆になっていたりして、パーツと取り付け位置をよく観察してそして丁寧に交換することができました。
HDDからSSD(64GBを3個)に無事交換しもう充電できなくなってしまったバッテリーを新品に交換する事ができたら、今度は外す時の手順を逆から同じようにケーブル端子を差し込んでいきます。SSDはHDDより遥かに薄型で軽量ですので、iPod classicの中でカタカタ動いてしまうのでしっかりと専用の両面テープで固定して中で動かないように工夫しています。
作業が完了して、お客様にご連絡したところ
『HDDの中にある思い出の音楽が聴けなくなるのであれば意味がないのでSSD化せずHDDに戻してほしい』 とのご希望がありましたので
そうしましたら、これ以上の音楽の出し入れができなくなることをご了承の上でHDD→SSD化→大切な思い出HDD戻しを¥1,000にて快諾させていただきました。
申し訳無さそうにお電話口で謝られていらっしゃいましたが、全然お気になさらずご自身の1番のご希望を達成するためにAPPLEMAC神戸店をご利用くださいませ。
私も成長することができて、とても嬉しく思っています。ありがとうございます。
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