DJI Mavic2 Proの水没修理のご依頼を頂き修理させて頂いております。お客様から届いた日に直ぐに異常個所を探り、分解洗浄をさせて頂き全ての接続しているモジュールを点検洗浄し組み付けた際に異常が出ない処置をしてお客様にお見積をさせて頂きました。今回はHASSELカメラの内部でショートしたことで映像が映し出されない症状です。このMavic2 Proはジンバル製のHASSELブランドのカメラで非常に高価なものです。Phantom4 Proのカメラと比較しても小型ですがパーツ価格はPhanton4 Proを超える価格になっております。発売されて間もないこともありMavic2 Pro,Zoomとも細かなパーツがほとんど出ていない為全てAssy交換になってしまう現状です。カメラのパーツ価格が80,000円以上しますので水没修理になりますとカメラの交換だけでの修理であっても110,000〜120,000円以上の修理代になります。Mavic2 Proのカメラが破損した場合は修理の費用を抑えるためにZoomのカメラを取り付け費用をかなり抑えることはできます。元々Mavic2自体の機体は同じもので、カメラが違う部分を諸々の設定で変えている訳で取り付けは同じものです。Mavic2 ProにZoomのカメラを取り付けるとMavic2 ProがZoomで認識されます。今回修理のご依頼を頂いたお客様は、Mavic2 Proに付いていたものと同じHASSELのカメラに交換して下さいと仰いましたのでパーツの発注をさせて頂きました。こちらのカメラの内部も確認させて頂き水滴が入ったようには見えませんが、このゴールドの部分フォワードセンサーコントロールの部分に水が入りショートしてカメラの映像が輩出されないのは間違いありません 如何せんこの部分のパーツは発売されておらず破損した場合はAssyでの交換になってしまいます。マザーボードにも水が付いたことは明らかに分かりますので、この辺りも細かく確認をしながら洗浄をさせて頂きました。ファンも以前のMavic Proとは比較にならないぐらい大きくなっておりマザーボードが輩出する熱を冷ますことが分かります。
DJI Mavic2 Pro 水没修理 HASSELカメラ全損!!
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