毎日全国からお問い合わせや修理のご依頼を頂いております。連休中は皆さんがドローンライフを満喫されていたと思いますが、予想も付かないトラブルや誤って落下させてしまったなど、北海道から沖縄のお客様からご依頼を頂きました。最近の傾向としましては、本当にMavic Airの修理が大変多く頂いております。世界的に爆発的に売れていますので、日本でも購入者の方が多いと思います。性能的にも優れていますし持ち運ぶにも扱いやすいというメリットもあり購入される方が多いと感じます。
昨日だけでもMavic Air5機のドローンが届きました。全てが水没修理修理ですが、症状としまして継承と言えるものから重症のものまで到着し届いてすぐに全機を細部まで分解し確認をしてこの時点で疑わしいと思える箇所はテスターで見ていき拾い出す作業をしてから洗浄を2度繰り返して入ります。お見積もりまでは無料でここまでの行程を行なっております。
まず 1機目ですが、5月3日に海に落下させてしまったという事で修理のご依頼を頂きました。水没後まだ1週間ですが、この破損は今まで見たドローンの中ではかなり破損も進行しており以前からお伝えさせて頂いておりますが、海水に水没された場合は必ず真水で出来るだけ洗い流す事が必要です! この水で洗い流す事をやったか、やらないかでは本当に修理料金も代わり海水の場合は特にです!
この状態ですのでご覧になっている方は修理は不可能、修理費用もかなりかかり再購入した方が安いと思う事でしょう
今まで色々なdjiドローンの全損に近い機体を修理させて頂いておりますので、もちろん今回も購入するよりもかなり低価格にて完全修復を行います。穴の空いたボディシェルも交換し逆に使えるパーツの方が少ないと思います。最大修理に要するお時間は2週間と見ており早ければ1週間でテストフライトまでは持っていきます。
2機目の水没機です。見た目はキレイに見えますが、お客様が川に水没後に水で洗い流しかなりのお時間を費やし乾燥させ電源を入れたところバッテリーエラーが出て使用することが出来ないという説明でした。
水没させてしまうとMavic Airは必ずと言っていいほどESCボードが破損してしまうので、先ずは分解し各部をチェックしながら次の行程の洗浄に入ります。こちらのマザーボードのモジュールの他ビジョンセンサーのモジュール,IMUモジュールと全てハンダが剥離しておりこれでは全く機能しないので、他の修理店ならこの時点で修理不可能と回答が来ますし新しいドローンを購入されて下さい!と回答が来ます。この部分の修理は当店が得意とする修理ですので、モジュールの剥離は完全修復させマザーボードの交換はせず修復により修理させて頂いております。交換になりますとマザーボードだけで4万円は超えてしまいます。全分解し洗浄を終え乾燥させて破損パーツを交換し修復修理も終え到着後1日で修理は完了致しましたので、数度テストを行い異常が無ければ到着後3日で返送させて頂く予定です。
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