【STOP CHIKAN】子どもが痴漢被害を打ち明けたら?保護者・周囲の大人ができる5つの対応
「電車で嫌なことをされた」「知らない人に体を触られた」。子どもが勇気を出して話してくれたとき、周囲の大人はどう対応すればよいのでしょうか。痴漢は重大な犯罪です。被害に遭った子どもに責任はありません。この記事では、神戸・兵庫を含む全国で参考にできる初期対応と公的な相談先を紹介します。
1.まず安全を確保し、落ち着いて話を聴く
今も危険がある場合は、駅員や周囲の人に助けを求め、安全な場所へ移動してください。差し迫った危険や事件発生時は110番に通報します。
子どもが話してくれたら「話してくれてありがとう」「あなたは悪くないよ」「今、安全にするために一緒に考えよう」と伝えましょう。無理に詳細を話させたり、同じ説明を何度も求めたりせず、まず安心できる環境をつくることが大切です。
2.責めない・決めつけない・秘密を勝手に広めない
「なぜ逃げなかったの?」「どうしてすぐ言わなかったの?」などの言葉は、子どもをさらに傷つけるおそれがあります。怖くて声が出ない、すぐには話せないこともあります。性別や年齢、服装、時間帯で被害を決めつけないでください。
学校や家族に伝える場合も、子どもの気持ちと安全を考慮し、必要な相手に必要な範囲だけ共有しましょう。相談や保護のために関係機関への連絡が必要な場合は、その理由をできるだけ分かりやすく説明してください。
3.子どもだけに解決を任せず、専門機関につなぐ
けがや体調不良がある場合は医療機関に相談しましょう。心身への影響が心配な場合や、警察への相談を迷っている場合も、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターに相談できます。センターは必要に応じて医療・心理・法律などの支援につなぎ、保護者からの相談にも対応しています。
警察に相談するか、学校にどう伝えるかなどは、子どもの安全を優先して専門窓口と一緒に考えてください。被害の記録や持ち物などの扱いも、独断で判断せず、必要に応じて警察・支援センターに確認しましょう。
4.通学・生活を続けるための配慮を考える
被害の後、電車に乗ることや通学することが怖くなる場合があります。学校と相談し、通学経路や登校方法、相談できる先生、休息の取り方などを本人の希望も聞きながら調整しましょう。被害を周囲に説明するよう強要せず、長く不調が続く場合は専門家に相談してください。
5.困ったときの公的相談窓口
- 110:今すぐ警察の対応が必要な事件・危険があるとき。
- #8891(はやくワンストップ):性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター。本人だけでなく保護者も相談できます。
- #8103(ハートさん):全国共通の警察の性犯罪被害相談電話。
- 189(いちはやく):子どもへの性的虐待が疑われる場合など、児童相談所への通告・相談。
- #9110:緊急ではない警察への相談。
短縮ダイヤルは回線によって利用できない場合があります。つながらないときは、各機関の公式サイトで一般電話番号を確認してください。
神戸・兵庫で相談先を探す場合は、兵庫県が案内する性暴力被害者支援センターや公的相談窓口も確認できます。相談したからといって、すべての対応を一度に決める必要はありません。本人の安全と尊厳を第一に、一つずつ進めてください。
参考情報(公的機関)
- 政府広報オンライン「こどもを性被害から守るために周囲の大人ができること」
- 内閣府「痴漢は重大な犯罪です!なくそう、性暴力。」
- こども家庭庁「児童相談所虐待対応ダイヤル189について」
- 兵庫県「犯罪被害者等への支援」
STOP CHIKANは、性別や年齢に関係なく、被害を受けた人と支える人が安心して相談先を見つけられるよう情報を発信しています。STOP CHIKANの案内はこちら。
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