Mac Pro Late 2013 GPUグラフィックカード起動しない修理
Mac Pro Late 2013 を修理するためにCPU/GPU/メモリ/SSDの機能スペックを理解する必要があります。修理を依頼するお客様と修理の依頼を受けるお店側の双方が修理品の中古販売相場などを理解する事で、修理をした方良いのか?別のものを買った方が効率的か?修理をするために必要なSSDやGPUグラフィックカード・チップセットを海外から仕入れする場合には購入するためにどの種類が必要か?手に入るのか?GPUをリボール修理するよりも新しいGPUボードを中古で買ってしまった方が良いのか値段を安くしたり今後も長持ちさせ壊れにくい選択肢を考える上で重要ないくつかの良し悪しを見極める検討材料になります。
自力で修理するお方へ説明があります!!
知識や修理の受付経験が無いと、絶対に修理ができない訳ではありません。修理作業に数年の実務経験があればですが、インターネットで調べる事ができるBLOG参考資料や動画などでも無料で手順やおよその検討を付ける事ができますが、適切に修理するためには下準備が必要でお金も沢山使いますし覚えるために数ヶ月以上の苦しい練習する期間と、IR6500など特殊な機材の用意や使い方覚えたり用意する工具がたくさん必要になります。
実務経験が無く初めて修理作業に着手する際には傷を大きく付けるや必ず壊すと思って作業をすべきですので修理した事が無い人は十分に事前に覚悟してから自分の端末を直すや他人からの依頼を受けてください。
ここでは Mac Pro Late 2013 グラフィックカード映像が乱れる起動しない修理について、基本的なパーツ部品に関する知識と修理方法について説明します。実際の作業をするためには事細かい手順や映像などで確認して何度か練習を繰り返す必要がある内容です。50台から修理のご相談をお受けし実際にMac Pro Late 2013 をプロのカメラマンが写真編集などで使う Mac Pro Late 2013 を社内で利用しているので十分な予備知識になるはずです。
どうやって初めて対面する受付で依頼者から信頼を受ける事ができるのか?どんな依頼者の相談でも相談時や受付で納得させるための専門的な知識を身につけている事ができる理由は、修理屋さん7年など受付接客をしていると同じ様な故障を複数回の実践で学んでいるので経験があればこそ説得力のある解説ができて悩み相談を受ける際にも的確な助言をする事ができます。
調査したり実際の作業経験を学び続けると、一定の一般人には価値が理解できず分からないほどの領域まで到着する事になります。
Mac Pro 修理は初心者向けでは無い
Power Mac G5 が最後に発売されてからその後のクリエイター向け端末として2006年8月に最初の Mac Pro が発売されました、その頃からMac製品を使っている人はMacに詳しい人やこだわりのある人(Apple信者)が大勢います。修理をしてくれる担当者について、故障端末の改善を求める依頼者である自分の未来をどの様に理解してくれているか?身振りや手ぶりなど言葉の節々で感じられる事があります。修理について何度も失敗したり成功を繰り返して試練を乗り越えて来ているのは、なんとなくシンパシー(共感・支援能力)でどんな電子機器の修理についても同じですが人間はお互いを理解する事ができてしまいます。
何もしならいのに言葉だけで知った様な雰囲気を出して修理作業をしてお金欲しさに偉そうにしても、実際に作業ができないのに出来るフリをしているのも、すぐにメッキが剥がれて信頼を失う事になりますので、ある程度は虚勢を張り勇気と自信を持って依頼者に対して対応する事もとても大切ですが、分からない事や初めての場合には「やった事ないけど多分大丈夫」とハッキリと相手方に伝えた方が怪しまれずに済み信頼を保つ事ができます。
浅はかな事しか出来もせず考える事もできないのであれば、心身共に修理の学習に時間を使い万全の体調を整え維持するために暴飲暴食をやめて健康的に私生活をすごすと依頼者に対して適切で自然なアドバイスや説明をする事ができる様になります。
機能スペックと雑学
Mac Pro Late 2013 の見た目は 筒型でゴミ箱のような形状をしている事でデザインや見た目が良く古くからMac ProやApple社製品を利用しているユーザーの中でも人気のデスクトップパソコン型の置き型モデルのパソコンになります。
発売日当初では、CPU 6Core(30万円)/8Core(40万円)/12Core(60万円)で販売されていましたが、2020年〜2023年頃になると中古で7万円〜10万円ほどで売られていことが多く、壊れにくい中古端末もありますが「GPUが壊れかかっているから中古で売る」ユーザーが多いのが注意点です。
ネットで非対面郵送で購入する場合には購入後にGeekbenchでCPUベンチマーク/アクティビティモニタアプリケーション→GPUの履歴で何もアプリを稼働させていないにも関わらずや、少しアプリを利用しているだけの状況や動画をレンダリング書き出し処理し、やたら激しく駆動していないかテストをして異常が無いかTechTool Proとも合わせて慎重に確認した方が良いですが完全に破損していないと「正常」と表示されてしまう事もありますので、初めてその機種を使う場合には判断がしにくい事が中古で購入して大失敗する大きな盲点になります。中古で購入して半年で完全に壊れてしまい、当店に修理注文をいただくお方何人もから修理後に非常に処理速度が速まったと感想を聞きますので、完全には壊れていないが潜在的や感覚的などで半壊れしている状態で販売者から悪意があり販売されている場合が実査にあり、その他松を分からず中古を購入している方が目立つ印象です。これはどの電子機器でも車でもバイクなどでも中古購入時に言える事です。
Apple SSD 256GB が標準装備されている場合も多く、1TBなどに増設したい場合には社外品のごく一般的に売られている スティック型の NVMe PCIe M2 SSD 1TB に増設する事ができますが、接続接点が Apple SSD 専用の端子になりますので変換アダプター端子を購入する必要があります。
Apple製品では無い一般的に売られている NVMe PCIe M2 SSD 1TB に変更すると容量は増えますがどんなMac製品に対しても同じなのですがデメリットがあります。
起動時のAppleロゴマークインジケーターが伸びてデスクトップが立ち上がる時の起動スピードが遅くなりますが、起動してしまえば遅延は感じませんが、元々のApple SSD 256GB の方が転送速度は早いはずですからリスクが少しだけあります。
2014年製・2015年製・2016年製は発売されていませんので存在はありません。
Mac Pro(Late 2013)をリニューアルし進化させた Mac Pro 2017年製バージョンとして、「6コア、デュアルGPU」モデルと「8コア、デュアルGPU」が発売れています。外見がほぼ同じなのでシリアル番号で調べないと判断ができません。
GPUの雑学
Mac Pro 2013 A1481 AMD FirePro D300 2GB 820-3627-A Video Graphic Card | A
Mac Pro 2013 A1481 AMD FirePro D300 2GB 820-3630-A Video Graphic Card | B
Mac Pro 2013 A1481 AMD FirePro D500 3GB 820-3532-A Video Graphic Card | A
Mac Pro 2013 A1481 AMD FirePro D500 3GB 820-3533-07 Video Graphic Card | B
Mac Pro 2013 A1481 AMD FirePro D700 6GB 820-3532-A Video Graphic Card | B
AMD Radeon FirePro 2x D700 6GB とグラフィックカードの説明として表記されている場合では「 2x 」と記載があり、2枚のGPUグラフィックカードが装備されているという意味です。1枚だけ装備されている機種は無いはずです。修理する際にはいずれのGPUが破損しているか、調べるか当店の場合には基本的にはリボールを2枚する訳ではありませんが、必ずその両方をIR6500でリフロー修理する事にしています。
装着されているGPUは2つあります。AとBという表記で基本別れています。記載や説明が無い場合には必ず写真やメッセージをして購入先に確認する必要があります。A&Bと記載されている場合には2枚である事を示しています。
2018年製も無く2019年製として現行では一番新しい外見と中身の新しい製品が発売されています。現状では50万円ほどから600万円で販売されており超高価な端末で中古端末を購入して失敗するのも怖く一般的には購入が難しい現状です。
Mac Pro Late 2013 をある程度の最高スペックにしてあれば、4K映像の動画レンダリングや写真編集のプロ作業などCR3/RAW写真画像を Lighroom など編集するのに現役で軽快スムーズに基本的には作業をする事ができます。
最終対応のOSは macOS 11 Big Sur と標準では上限が決められています。非公式で不安定になる可能性もありますが OpenCore Legacy Patcher で macOS 13 Ventura にアップグレードする事が現行で可能です。
メモリ128GB増設が可能
Apple公式の説明では最大で64GBまでアップグレード増設する事ができると説明されていますが、実際には社外品の物で128GBメモリを25,000円ほどから40,000円頃でメモリパーツ部品の購入をする事ができます。
写真や動画などの編集で、アプリを多重起動した際や編集アプリ上でタイムラインや素材が多い場合に動作が遅延したりする場合にはメモリの増設を検討する場合も多いですが、もしかしたらGPU・SSDが破損してる可能性もありますので判断方法に悩む所ですが一概には簡単に断定する事ができず、起動や展開の早さがSSDで沢山の物を起動して遅延する場合にはメモリでノイズが走ったり映像が乱れたりする様であればGPUと判断します。
そのいずれにも該当しない場合や問題が解決しない場合にはCPUの故障を疑う様にしてます。またはそもそもの原因が別や一切ハードウェアの問題では無くmacOSシステムの破損の可能性もあります。
見えないけどCPUの場所はどこ?
何度かパソコンや電子機器の分解の経験がなければGPUブラフィックボードを接続する端子や無数で大量のピン接続になりますので折ってしまったり曲げてしまうと二度と起動しなくなります。
どこにCPUが設置されているのか?不思議に思う事があります。本体のちょうど中心にあります。分解と組み立てだけは専門的な知識や経験は必要ありません。丁寧に時間をかけて無理に引っ張ったりしなければケーブルが断線したりする事は他の電子機器の分解と比較すると分解の難易度は低いです。
電源が全く点かないや電源ランプが光らない場合にはCPU/GPU/電源ボックスユニットの故障が考えられ電源ランプが白く光らない場合には電源ボックスユニットが故障していると決めつけるのは早いと思いますがまた研究・調査結果があれば動画で報告したいです。
ディスプレイは32インチがオススメ
必要なのは本体だけでは無く別途でディスプレイが必要になりますので、21.5インチや27インチのディスプレイでは物足りなさを感じる事が多いです。
32インチのディスプレイの購入が大迫力で作業する画面スペースも確保したいため日本国内で32インチの4Kディスプレイを探そうと思うと一枚購入するために80,000円〜120,000円ほどコストがかかりますので中国から4Kでゲームにも最適の仕入れについても説明していますし当店では低価格で販売をするために店舗に在庫を置かずに海外から10日ほどの待ち時間をかける事で仕入れ単価を下げる様にしています。
【体験談】修理の成功と失敗
GPUチップの裏側になる接続接点は銀色のボール材で溶接接続されています。ボールがヒビ割れしてしまうとGPUの映像がみだれるや起動しない故障になり修理をご依頼いただく事があります。
IR6500の設定と実際に分厚いGPUチップが適切にスムーズに取り外しと取り付けができる様になるためには感覚を得ないといけませんから訓練が必要で長い期間がかかります。
リフローする場合にはノズルの細いヒートガンで単調に炙るだけでは故障を直せません。GPUチップと同じ大きさ以上大きなノズル先端とIH電子ホットプレートなどが代用でき、GPUチップのオモテ面・ウラ面から加熱しないとオモテ面からのみ加熱してもGPUチップがモコモコと部分的に膨らんだりして腫れて膨らみ破損している事が見た目て分かります。またはIR6500などが手元にあれば作業が可能です。
MacのGPUチップもWindowsのGPUチップも様々な電子機器のGPUチップをリフロー・リボールする場合にはロジックボードになるプリント基板の素材と厚みと固さ柔らかさを重さなど一番重要なのはGPUチップからヒートガン・加熱装置からの絶妙な距離感です。
Windowsノートパソコンが起動しないやiMac 2011 / Mac mini 2015 がGPUが壊れているから修理作業を試してみるとは別でより修理作業の難易度は高いです。
修理担当者は感覚で適切な温度と風量を判断しリボール作業をしなくてはいけません。
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