【STOP CHIKAN】電話では話しにくいときに|性暴力のチャット相談「Cure time」と相談先
痴漢被害に遭ったあと、「電話で話すのは怖い」「何から説明したらいいか分からない」と感じることがあります。そんなときは、文字で相談できる公的な窓口もあります。相談は性別や年齢にかかわらず大切です。被害を受けた人が悪いわけではありません。
STOP CHIKANでは、本人の安全と意思を最優先に、実際に利用できる相談先を紹介します。今回は、内閣府の性暴力に関するSNS相談「Cure time(キュアタイム)」を中心にまとめました。
1.Cure timeは、声を出さずに相談できる窓口
「Cure time(キュアタイム)公式サイト」では、性暴力に関する悩みをチャットで相談できます。公式サイトでは、年齢・性別・セクシュアリティを問わず、匿名で相談できると案内されています。痴漢被害について「これも相談していいのかな」と迷っている場合も、まず気持ちを言葉にするところから始められます。
チャット相談の受付は毎日17時〜21時と公式サイトに記載されています(2026年10月29日確認)。受付時間や利用方法は変更されることがあるため、利用時は公式サイトの最新案内を確認してください。サイトにはメール相談の案内もあります。
2.最初から詳しく説明しなくても大丈夫
相談を始めるときに、状況を完璧にまとめる必要はありません。例えば「電車で嫌なことをされた」「怖くて声が出なかった」「誰に相談したらいいか知りたい」など、今話せる範囲の言葉で伝えてみてください。
日時や場所を覚えていれば後から伝える助けになりますが、分からない部分を推測で埋める必要はありません。相談を急ぐあまり、知らない相手の後を追ったり、危険な場所へ戻って写真を撮ったりすることは避けましょう。
相談サービスを使う際には、公式サイトの利用上の注意や個人情報の取扱いについても確認してください。相談内容や相手の個人情報をSNSで公開することは控えましょう。
3.緊急時にはチャットの受付を待たずに安全を確保
Cure timeは相談の選択肢ですが、危険が現在進行中の場合の緊急通報先ではありません。身の危険があるときは、安全な場所へ移動し、周囲の人や駅員に助けを求めてください。警察の緊急対応が必要な場合は110番です。
目撃した人も、無理に相手を追跡したり取り押さえたりせず、「大丈夫ですか」と声をかけ、必要に応じて駅員や警察に知らせてください。被害者が何を望んでいるかを確かめながら、安全に支援することが大切です。
4.電話で相談したいときの公的窓口
- 110番:事件が起きている、身に危険が迫っているなどの緊急通報。
- #8891(はやくワンストップ):最寄りの性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターにつながります。医療面、心理面、法律面などの支援について相談できます。
- #8103(ハートさん):都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号です。公的案内では24時間受付とされています。
- #9110:差し迫った危険のない警察相談の窓口です。対応時間・体制は地域によって異なります。
痛みやけががあるなど医療面で心配なことがあれば、医療機関や#8891にも早めに相談してください。今すぐすべてを決められなくても、話を聞いてもらうところから始めてかまいません。
5.被害者を責めず、安心して相談できる社会へ
痴漢は重大な犯罪です。服装や乗車時間、抵抗できたかどうかを理由に被害者を責めることはできません。誰かから被害について打ち明けられたら、無理に詳しく聞き出さず、「話してくれてありがとう」「今、安全な場所にいる?」と声をかけてください。
STOP CHIKANは、女性だけでなく、男性やあらゆる人が安全に相談できる社会を目指して、公的機関の情報を確認しながら発信を続けます。
参考情報(公的機関・公式サイト)
※2026年10月29日現在の公式情報に基づく一般的な啓発記事です。特定の事件・被害者の情報は掲載していません。個別の法律・医療上の判断に代わるものではありません。
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