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焼けた餅
いつもそう感じるのがこの、急に外れちゃったと見せてもらったときのAppleWachの内部に搭載されているバッテリー。ぷっくり膨らんでしまうんですよね。
実際に、あたりどころが悪い落下の仕方をしたり、運が悪くバッテリーが膨張したわけではなくパカッと開いてしまうという事象もあります。そんな時はバッテリーは正常な厚みをしているのは目視で確認できますので、接着による対応をご案内させていただいておりますが、来店いただくほとんどのお客様のAppleWatchは、バッテリーが盛り上がってしまっています。

バッテリーが盛り上がっていても、無理やりディスプレイを接着することは物理的には可能です。普段触れる表示面はガラスになっておりタッチした指紋も吹けば汚れが落ち、多少なにかにぶつけたり推したりしてもディスプレイが壊れることはありません。しかし、AppleWatch内部、ディスプレイの内側は、ガラスではなくLCDディスプレイの柔らかい面とディスプレイケーブルが重なりその下にバッテリーとTapticEngineが横並びに搭載されています。

TapticEngineが膨張したり盛り上がることはそうそうありませんが、バッテリーが膨張してしまうと、反対側のロジックボード側を押し下げることはできないので、ディスプレイ裏側を押し上げるカタチになります。その時に、ディスプレイをボディと強制的に接着すると、膨張したバッテリーの圧力は全て、ディスプレイガラスの裏側のLCDパネル部分にかかってしまいます。

そうなると、感圧センサーが誤作動し触れていない部分のタッチセンサーが反応してしまったり、LCDディスプレイパネルが圧力により押し潰されてしまい、割れてないのに液晶漏れが起きてしまい画面の一部が真っ黒になってしまうという症状が起きてしまいます。

アナログ時計などでは、裏蓋のプレートがそのままボディにネジ式で取り付けられており、特殊な工具を使って回すことで瓶の蓋のように開ける事ができます。つまり、回してしまわなければ外れることはないという仕組みになっていますが、これは内蔵バッテリーがリチウムイオンバッテリーではないからでしょうか。
リチウムイオンバッテリーには膨張するという可能性が設計者側の認識としてあるため、ネジで固定したりせず、貼り付け洋式にすることで、万が一膨張してしまった時にも他のパーツやボディがより重大な破損をしないためにそういった仕様になっている気がします。

バッテリー膨張やディスプレイ剥がれが嫌だという方は、アナログ時計の購入をお勧めしたいですね。

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