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サイクルコンピューター、サイコンのGARMIN。その中でもAPPLEMAC大阪北浜店では Edge 830 の修理が多いのですが、今回は初めて Edge 1030 のバッテリー交換修理を行いましたのでそのご報告を行います。

同じGARMIN Edge の中でも 830 と 1030 の違いについて詳しく説明できる立場ではないので、ざっと調べた中で簡単にご説明すると、まず大きな違いは Edge 1030 のディスプレイの方が鮮やかなカラー表示がなされており、尚且つ、 Edge 830 のディスプレイサイズ[2.6インチ]と比較しても、 Edge 1030 のディスプレイサイズは[3.5インチ]と大きく、自転車のハンドル周りでの存在感でいうとかなりの視認性の違いがあると思います。
Edge 830 の方は小さくコンパクトが売りだと思いますので、少しでも重量を抑えるようなイメージの方には Edge 830 の方が良い評価が得られると思います。

GARMIN Edge 1030 バッテリー膨張による交換修理について
GARMIN Edge 1030 バッテリー膨張による交換修理について

バッテリー膨張での交換依頼でしたが、どんな風にディスプレイを外すのか考える必要もないほど、ディスプレイが持ち上がっており、かなり隙間が開いてたため内部の視認もでき、ディスプレイケーブル等を傷める事もなく外すことができました。
Edge 830 と同じくディスプレイをボディと接着している両面テープはスポンジやウレタンのような素材のかなり密着性の高い強力なものが使用され、バッテリー膨張がなければ外すのに苦労しそうですが、IPAを使用し丁寧にミネシマヘラなどを用いて起こしあげればディスプレイのガラスを割る事なく開くことができるでしょう。

ディスプレイは基板と1本のケーブルと接続されており、 Edge 830 より接続、取り外しが簡単になっているのがわかります。アンドロイドスマートフォンなどにも見られるような、ケーブルがs字を描いているためディスプレイを持ち上げる余裕があり、作業性もかなり高くなっている印象を受けました。

内部のロジックボードは同じ位置に2枚重ねて搭載されておりそれぞれのロジックボードを FPC コネクタにより接続されていることがわかりました。また本体に固定するネジは、 Edge 830 ではプラスネジだったのが、 Edge 1030 ではトルクスが採用されています。

GARMIN Edge 1030 バッテリー膨張による交換修理について
GARMIN Edge 1030 バッテリー膨張による交換修理について

上に位置する基板にディスプレイのFPCコネクタケーブルが接続され、その上側の基板の裏側にバッテリーのコネクタが接続されています。ディスプレイケーブルのFPCコネクタを外し、基板を持ち上げるのですが、一つ基盤の中心に銅色のシールが貼り付けられており、そこにネジが1本隠れています。とちょうど左下あたりにバッテリーのケーブルが接続されているのですが、短いバッテリーのケーブルをちぎってしまわないように慎重に取り外す必要があります。

バッテリーを外してしまえば、あとは作業を逆に進めていけば本体復元が完了です。
チャージケーブルの差込口が本体背面から、ディスプレイ下部に変わっているのもありがたい変更点ですね、デスクに置いたままチャージができます。

GARMIN Edge 1030 バッテリー膨張による交換修理について
GARMIN Edge 1030 バッテリー膨張による交換修理について

バッテリーを交換する事で長時間のライドが可能になり、また供給電力が安定する事でGPSやBluetoothなどの接続がスムーズになるなどの効果が期待できます。
長期間使用されている GARMIN Edge 830 や Edge 1030 などのバッテリー交換はAPPLEMAC大阪北浜店にお任せください。

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