大阪北浜ガラケー逆パカデータ復活修理 京セラ KYF39 GRATINA
APPLEMAC大阪北浜店ではガラケーの修理も多数行なっております。ガラケーというと一昔前の物だからもう持ってないし、家のどこかに転がってるかもしれないけど、必要ないから触れてない、なんて代物だという認識がほとんどだと思います。
営業用端末がガラケーだったり、スマホほどの機能が必要ない、使いこなせないからガラケーでいい、という様々な理由で使用されていたり、過去の写真や電話帳をたまに見返したり確認するためだけに起動させている端末もあると思います。
作業工賃:16,000円 にて行なったお修理ですが、データが保存されている元の端末 GRATINA KYF39 は完全にディスプレイとキー側の本体が2つに分かれてしまった状態でした。もちろんディスプレイに接続されているはずのフラットケーブルもぶっちぎれていましたので、起動もせず、画面も見れず何もできませんでしたが、その内部に登録保存されているデータがどうしても必要で、修理をご依頼頂きました。もう1台写っている黒色の GRATINA KYF39 はお客様がご自身で用意された、移植用の端末で、内部基板の移植という方法でお修理させて頂きました。
折りたたみ式の端末は、キーの印字がされている部分がシールのように貼り付けられている事がほとんどです。ここを剥がすことによって大抵の分解は可能です。キーのシートを剥がすと、押しボタンがたくさん配列され発行するための小さな LED を配列した基板が見えてきます。大抵シートの中は簡単にはアクセスできないのでプラスのネジが使用されており、このネジを外す事によって基板の取り出しが可能になります。
ガラケーのメリットでもある、バッテリーの出し入れ。これは本当に今のスマホにも反映してもらえたら嬉しいシステムの一部ですが、このバッテリー出し入れのために、またバッテリーを外した部分にSIMカードや、 microSDカードを差し込む部分があり、そのため背面のカバーは簡単に外す事ができる端末がほとんどでした。背面カバーをパカっと外すとそこには Y 字のネジが使用されていますが、簡単に分解しようという気を起こさないためのメーカーの配慮のような気がしました。
基板を取り出し、移植先の GRATINA KYF39 の基板と入れ替えを行い元どおりに組み上げていく事で、この修理作業は完了します。
そもそもガラケーって、名前の由来はご存知ですか?
ガラケーは略語ですが、略さずにいうと、ガラパゴスケータイ(電話)となります。ガラパゴスってご存知ですか?ガラパゴス諸島のことです。テレビなどで観たり聞いたりした事もあるかもしれませんが、南米エクアドルから南太平洋にドッと 1369km 離れた海に浮かぶ島々のことです。ここは、海によって外と隔離されてきたことでガラパゴス諸島に住む生物たちは外界の生物と接触する事がなかったため、独自の進化を遂げ、現在となってはそこにしかいない珍しい動物たちや自然が見られる特別な島のことです。ゾウガメやイグアナなど、「ガラパゴス」という名前が付く生物がたくさんあります。
ここから、日本でのケータイ電話の進化が他の国と異なり、カメラが高性能だったり、外観や使用が独特だったり、内部機能にも色々な工夫がされどんどん進化してきたことから名前がつけられたのが、〔ガラパゴスケータイ〕、ガラケーです。
テレビのリモコンのような1本棒のスタイルから、スライド式や、ディスプレイの回転式など、様々な個性を持った端末がありました。縦に長くなる分二つ折りにしたものは、〔折りたたみケータイ〕という風に呼ばれていましたが通称パカパカとも言われていました。そこから、本来の折り畳みの向きと反対方向に折れて(折った)しまった事を〔逆パカ〕なんて言ったりします。
いろんな言葉が生まれたりカルチャーが存在した【ガラケー】ですが、お修理のパーツや在庫も豊富にあります。昔の写真を懐かしむためだったり、あの人の連絡先、スマホに入ってなかった、昔のガラケーには残ってるかも、なんて時でも、営業用端末で取引先の情報がどうしても必要、なんて時にも、APPLEMAC大阪北浜店やAPPLEMAC神戸店をぜひご利用下さいませ。
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