サイクルコンピューターは天気に文句は言わない。GARMIN Edge 820 バッテリー交換修理
大阪天満宮を中心とした天神祭の舞台にもなる大川沿い。
夏の花火はとても有名で、花火の日は家に帰宅することができないほどの人々で賑わいます。
春は桜の木がとても多く咲き乱れ、夏はとても緑が気持ちの良い道が続きます。
天神橋を渡り中之島の先端を超え、土佐堀川も渡りきって少し走れば北浜駅が見え、APPLEMAC淀屋橋北浜駅前店にたどり着きます。
私も自宅からの通勤手段には、徒歩か自転車を用いており、自転車は後輪ブレーキがちゃんとついているピストバイクに乗っています。風が気持ち良かったり外の景色を眺めながら季節の変化を感じつつ走ることができるとてもいい場所に職場があるのは嬉しいことです。
ご依頼が多いサイクルコンピューター、GARMIN Edgeシリーズは、ピストではなくロードバイクでかなりの長距離を走ったりする方々の必須アイテムのようですが、これもリチウムイオンバッテリーを搭載し充電することで稼働する電子機器。バッテリー交換という修理は必須項目です。
自転車のハンドル部分に装着し、走行時や休憩時に確認したりする端末のため、走行時の天候を選ぶことができません。サイクルコンピューターが【雨天使用禁止】なんて書いてあれば大変ですね。。そのためかなりしっかりした防水処置が施されておりボタンスイッチもゴムで覆われていたり、チャージするケーブル接続端子が本体の裏側にありゴムキャップがしっかり装着されていたりとかなりデザインにも防水性能を重視していることが反映されています。
本体の分解にはディスプレイを外すことが必要ですが、このディスプレイも落下などで割れないようにとても分厚い、3,4mmほどのガラスが使われており、かなり強力な接着テープで接着されています。分解するときはこのガラスを割ってしまわないように本体から取り外すことが最初の課題となります。割れないようにガラスを剥がすには、熱を用いて接着剤を弱めるか、IPAなどのアルコールを用いて粘着剤を溶かしていくなどの方法が必要になります。
ディスプレイを本体から外すことができればほぼ8割ほど大変な作業は完了です。
タッチセンサーの細いケーブルと、ディスプレイの太いケーブル2本を同じ方向にラッチコネクタから正確に取り外し、+(フィリップス)のドライバーを用いてネジを4つ外せばロジックボードが本体から持ち上がります。本体最下部にはブザーが設置されており、その上にバッテリーが接着されているという形状になりますが、バッテリーとブザーの2極ずつの合計4本のケーブルが1つの4ピンコネクタとしてロジックボードに接続されています。
バッテリーケーブルをコネクターから引き抜き、新品バッテリーのケーブルを本体側コネクタに再設置してしまえば、作業は完了し組み立てに入ります。組み立てディスプレイを閉じる時には、現在絶対的信頼を置いて使用している、MECHANIC製のSuper X というシリコン系接着剤をしっかり塗って、ガラス面のショック吸収性にも防水性にも優れた接着を施して完了になります。
朝晩の気温が比較的過ごしやすいこの時期だからこそ走れる距離があったり走れる時間があったりします。真夏になると、朝晩も暑く体には負担が大きかったりします。
自転車のクランクがちょっと動きが悪いな、チェーンの音が少し違う、レバーの動きが渋くなった、そんなところにはしっかり気付いてしまうものだと思うんです。高価なサドルに昨日までなかった汚れがついてしまった時とか。
炎天下の中でも極寒の中でも、急な雨の中でもGPSサイクルコンピューターはしっかり働いています。
人間は気温や天気で文句を言いますが、電子機器は文句は言えません。壊れてしまうまでわかりません。壊れてしまう前のメンテナンス、大切ですね。
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