iPadディスプレイは映像をカラフルに映し出す液晶画面と、表面の触れる事ができるガラスはタッチ指操作の反応をする様に格子状に細かいセンサーがめぐっています。

映像がちゃんと映っているけどタッチなど一部反応しないや一列縦に、一列横にタッチ反応が効かないのはその部分のライン全てが壊れている事になります。縦横のタッチして指の位置を特定するために表面のガラスにタッチ操作反応していますので、画面が一部割れたりしなくても外見では分からない損傷や内部で何か物が当たっていたり問題があるとタッチが効かない故障が発生します。

iPad Pro / iPad Pro 12.9 / iPad Air 2以降の機種は、表面のガラスと液晶が一体型になり分離する事ができない状態で圧着接合されていますので、表面のガラスがひび割れしてしまうと、iPad 2021 9世代が1万円ほどでガラスの交換修理ができるのに比較して35,000円などのガラス画面交換代がかかります。

一体型に圧着接合されているとApple Pencilに対応できたり、よりスムーズなタッチ操作反応が機能しますので、iPad Pro は65,000円で購入できるとしても iPad 2021 9世代 と新品販売価格を比較しても35,000円で購入できるので発売価格から見ても品質や機能に差がある事が分かります。

動画を見たり書類を制作したりするミーティングやズーム会議など軽作業で使いたい場合には iPad Pro は購入せず、iPad 2021 9世代 を購入されるお方も多いです。

イラストを書いたりゲームを高速にプレイするためにはCPU/メモリなど画面タッチ操作性もしやすいiPad Proなど高性能モデルを購入するお方が多いです。

端末を購入してから扱い方が分からないとすぐに壊してしまいます。外側カバーケースはなるべく柔らかく分厚く落下衝撃に耐える物を選択して、iPhoneやスマホは重量が軽く充電しながら使う事が多いと思いますが、iPadや大型の端末は手に持つのであれば必ず充電しながら手に持つ事はせず、持ち上げるときには充電ケーブル抜いて扱わないとすぐに充電口がグラグラして破損する事を忘れないでください。

充電口の交換は15,000円ほどの修理料金がかかりますのでそのお金を支払う必要は本当は無いかもしれません。15,000円あれば沢山ご飯を買ったり野菜を買ったりする事ができますのでぜひご注意ください。

iPad 5 2017年製 / iPad 6 2018年製 はそれぞれガラス画面パーツとしては接続するケーブルが異なりますので、それぞれ専用のガラスパーツを購入する必要があります。

iPad 7 2019年製 / iPad 8 2020年製 / iPad 9 2021年製のガラスパーツは同じ接続端子で互換性はタッチ反応もちゃんとしますし、画面サイズも同じで正常に使う事ができるのですが、実際にインカメラの穴の大きさを比較すると大きさに違いがありますので、iPad 7 2019年製 / iPad 8 2020年製 は同じガラスパーツなのですが、

iPad 9 2021年製 はインカメラの大きさが違うのでカメラの映像に映り込みする可能性があります。

iPadのガラスも品質に大きな差があり、どこの駅前修理屋さんは非正規店も同じガラスパーツを利用していません。

ガラスを少し曲げるとバキッと割れて仕舞うパーツはHard（ハード）と呼ばれ固くて薄くてすぐに割れてしまいます。Soft（ソフト）はタブレットやスマホのデジタイザーの中でも柔軟性があり割れにくい材質です。Apple社の純正品パーツもソフトタイプが使われており衝撃に耐えられるように柔らかい材質で作られていますので、

ソフトタイプであるか？仕入れ先に確認したり実際に手に取り壊れにくいか値段など材質について仕入れ先から確認する必要がありますが、お客様の修理で利用するパーツの品質については特に考えておらず、会社で仕入れしている適当なものを利用している事もお店により多いので良いお店と悪いお店を見分ける一部の方法としてご参考ください。

機種それぞれで多少違いがありインカメラの穴の大きさが違う事で、iPad 9 であるにもかかわらず、iPad 7/8 専用のデジタイザーガラス・ガラスパーツ取り替え交換後に「インカメラでの撮影で四隅が黒くぼやっとしている。」とお客様からちゃんと直っていないと言われる可能性がありますので映り込みしない事も多いのですが確認してみてください。