大阪高麗橋 iPad mini 5 A2124 スリープボタン反応しない修理
iPad mini 5 A2124 Wi-Fi+Cellular モデル。
言わずと知れたiPadの少し小さいシリーズ mini の第五世代です。Wi-Fi+Cellularモデルはsimカードを入れる事でデータ通信ができ、Wi-Fi環境ではWi-Fiを使用して通信しデータ通信量を節約できる、そんな便利なモデルです。電源ボタン、スリープボタンと、上下音量ボリュームボタン、touch ID付きのホームボタンという4つのボタンだけで構成されているシンプルな操作性に加えて、7,9インチRetinaディスプレイの美しい描写とタッチの操作性に優れた、素晴らしいモデルです。Applw公式のデータを見ると、Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルでは、Wi-Fi+Cellularモデルの方が5,2g重い様です。
このiPad mini 5ですが、iPadのほとんどが、ディスプレイをみた時に上辺の右端に位置するところに電源ボタン、スリープボタンがございます。このスリープボタン、電源ボタンはホームボタンと同時に押してスクリーンショットを撮影したり、もちろん電源の入、切など必要不可欠なボタンなのですが、稀に落としてしまった時にたまたま電源ボタンのある角から落としてしまったり、また水濡れによってなど様々な理由でボタンとしての機能が失われてしまって操作ができなくなってしまったり、陥没してしまったり、結構な確率でトラブルに見舞われてしまう場所でもあるんです。ボリュームの上下ボタンはそこまでご相談を受ける事も少ないのですが、この電源ボタン、スリープボタンは本当によくご相談を受けております。
この電源ボタン、他のボタンと仕組みは同じ様なもので、メカニカルボタンスイッチが金属のプレートを土台として貼り付けられており、そのプレートをフレームに内側から2本や3本のネジで固定されており外側から押し込む動作で反応するプッシュスイッチです。このボタンスイッチが貼り付けられているメタルプレートが曲がってしまったり、何かの拍子にメタルプレートを固定しているネジが外れたり緩んだりしてしまうと、陥没してしまい、押し込む動作ができなくなってしまいます。またメカニカルボタンスイッチの押すための出っ張り、チョボが潰れてしまったり、外れてしまってボタンスイッチとして交換が必要な場合もあります。いろいろな要因により必要な作業は異なりますがボタンスイッチの交換修理でもメタルプレートの修正、修理でも同じ様に復旧することができます。
iPhoneはどの様なモデルでも、今のところはドックコネクター左右に5角星型のネジが2つありますので、そのネジを外せばディスプレイを本体から取り外すことができどの様な部品の交換や修理も可能になりますが、iPadはそこがiPhoneと大きく違い、ネジがありません。ディスプレイは本体金属のボディと防水両面テープにて完全に接着されており、その両面テープを熱やエタノールなどで溶かし柔くさせながら切り離して取り外していく必要があります。金属とガラスという異なる素材を接着しているのでかなり頑丈に貼り付けられており、無理にガラスを剥がそうとするとすぐに割れてしまいます。割れない様に本体からガラスのディスプレイを外す作業も慣れたプロでもドキドキする作業でございます。全てのiPadが異なるダメージを負っているため、目視でガラスの亀裂が無いものでも、ガラスの亀裂のきっかけが内部にあったりすると少しの力でパキッと割れてしまったりもしますが、それも未然に防ぎながら作業を進めていく事でお客様にも不必要な負担をさせる事なく、ご依頼通りの修理作業を完遂させるための技術だと思っております。
ボリュームボタンが壊れてしまった場合も同じ様な修理方法により復旧させることができます。ボリュームボタンの場合は、上ボタンとしたボタン2つが1つのポアーツになっておりますので、片方が壊れてしまった修理でも上下セットで交換したり、また片方だけ部分修理を行うことで復旧させる事もあります。ボリュームボタンや電源ボタン、スリープボタンのお修理はモデルにより7,000円などからにて受付しております。騙し騙し使用できるボリュームボタンに比べて、意外と使えないと不便な電源ボタン、スリープボタンの方がご依頼が多いのは当然といえば当然ですが、もしお使いのiPadやiPad Pro、iPad miniなどでボタンの不具合をお感じの場合はお気軽にAPPLEMAC大阪北浜店やAPLLEMAC神戸店までお問い合わせ、ご来店下さいませ。
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