大阪堺筋本町 iPhone 11 Pro 背面ガラス割れ修理
iPhone 11 Pro ゴールドの背面ガラス割れ修理を行いました。
京都の高価な着物の刺繍のようにとても美しい模様を纏った、ある意味オリジナルな背面ガラスの模様を見せていますが、割れてしまった事には変わりないのでしっかり新品の背面ガラスに交換しております。
iPhone 11 Pro の背面ガラス割れ修理は、11,000円(税込)にて行なっております。お時間は当日来店の場合だと、目安300分程いただいております。平均的に1時間半から2時間ほどで剥がし、貼り付けは完了しますが、接着に使用している、 B-7000 という接着剤には初期硬化時間に1時間は最低必要となっており、気温や湿度にも変動しますので、完了して綺麗に清掃までしてお渡しするまでに、多めに見てこれくらいのお時間は頂いております。
郵送修理でご依頼いただく場合は、午前中に当店に到着すれば夕方集荷に間に合わせる事で中1日で作業し返送する事もできます。ご自身の iPhone が手元に無い時間を極力短くしたいというお客様には発送のタイミングや到着までのイメージをした上でご依頼頂きますとスムーズにお返しができます。もちろんご来店頂き、その日に持って帰っていただく事も可能ですのでお住まいの場所やお時間のご都合に合わせてお選びください。
こちらの綺麗に亀裂の入った iPhone 11 Pro は剥がすのにかなり時間をかけてしまいました。ガラスの亀裂は実際にあるものの、割れているわけでは無い部分も多くあり、現実の割れと模様に騙され作業に時間がかかってしまったというところです。任意にガラスを割るためのセンターポンチがありますので割って行きながら剥がす作業を行う事もありますが、センターポンチというのは、尖った鉄の棒をハンマーで叩き、ドリルの穴を開ける位置を決める時に使用する工具が元になっており、それをスプリングの力で自動的に叩く事ができる道具のことで、ハンマーで iPhone を叩いているのと同じ行為と改めて考えるとやらない方がいいという認識になるのが必然だと思います。
ガラスを割るという目的はあれど、なるべく使用しない方がいいセンターポンチを使用するわけですから、それを打つ位置や角度はしっかり考慮し最低限安全な確率が高い部分を選びます。それでもガラスが割りたい部分を割る必要があるのでとても判断が難しい工具の一つです。これを全く使わず背面ガラスを剥がしていく先輩方も居られますが私はまだまだ未熟ですのでその分、技術が足りない分道具に頼っていい仕事を行えるようにしています。
配信を始めた時間が遅かったのもありますが、イメージの時間配分の倍以上は時間がかかってしまい営業時間が終わりに近づいていたので YouTube でのライブ配信は2本に分かれて行う事になりましたが、それでも最後は綺麗に仕上げる事ができました。
iPhone の背面素材がガラスになったのが iPhone 8 シリーズで、現在の iPhone 14 シリーズも全てガラス素材です。デザインもありますが、ワイヤレス充電の Apple オリジナルのシステム、 【MagSafe】 には受電コイルとマグネットが欠かせないので磁界を遮る金属の素材は今後も選ばれない可能性が高そうです。かと言って樹脂製の背面パネルを Apple がチョイスするデザインというのもなかなか想像できないところもあるのでやはり当分はガラス素材を使用していく事になるのだろうと思います。
背面がガラスで割れるのが心配の種の一つであるにもかかわらず、カメラが飛び出してしまっているのが iPhone の最近の特色でもあるのでユーザー様からするとガラスが割れる恐怖と隣り合わせで iPhone を使う毎日が待っています。
お気に入りのケースを装着して普段は背面ガラスなんて視界に入らないので多少割れていようが気にしない、というハートの強いユーザー様も居られると思いますが、それなりに高額な買い物で手にしているわけですから、少し割れてしまったり亀裂が一本入ってしまっただけでもとてもショックで残念な気持ちになるのも当然です。
購入する時に先のことも考えて AppleCare などの保証に入って対策されていれば、万が一の時にも安心ですが、保証に入らずに購入された方や、譲り受けた方などはその安心がありません。そのようなユーザー様の困った時の安心をご提供できるように APPLEMAC大阪北浜店やAPPLEMAC神戸店は日々修理技術を高め、正確で新しい情報を取り入れ、パーツを揃えております。
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