大阪本町 iPad Air 2 スリープボタンが陥没して操作できない起動しない修理
本町や大阪城や大阪天満宮からも近い東映ビル2階ビタミンパラダイス内にあるAPPLEMAC大阪北浜店では平日朝10時から19時まで営業しております。YouTubeでのライブ配信も行いながら修理作業を皆様にお届けしどの様に作業しているのか、チャレンジする方には参考になる作業方法や使用する道具がリアルに見える様に、またご依頼頂いている方からは自分の端末がちゃんと修理してもらえているのか、壊されていないか、確認する手段にもなっております。
またGoogleなどで検索して頂いた時にAPPLEMAC大阪北浜店やAPPLEMAC神戸店のYouTube動画を観て頂きそれをきっかけに来店や来店やお問合わせをいただく事も多く本当に感謝しております。どの様なお修理も動画でカラクリや流れを見て見て頂く事が出来るように作業しておりますので気になる端末や故障がありましたら是非YouTubeにて検索してみて下さい。
iPad Air 2 は2014年に発売されもう8年も存在しており、バッテリーやドックコネクターはもちろん年月が経つにつれて劣化していく部分が多くなってきております。ディスプレイもモヤッと焼けてきていたり、膨張して内部からの圧力でディスプレイの変色している部分があったり、浮き上がって来て本体とディスプレイに隙間ができてしまっている場合はお修理をお勧めしております。2度3度バッテリーを交換しながら大切に使っておられるお客様もおられます。
こちらの iPad Air 2 はまず起動しません。充電ケーブルを挿入して放置してみても充電マークすら出ずに真っ暗な画面のままです。また、スリープボタンが本来押すとカチカチなるはずの部分ですが埋没しており動きません。押したままの状態になってしまっているため、これ以上押す動作はできずとても操作ができる状態ではありませんでした。最初の画像でも陥没してしまったスリープボタンが本体の表面と同じ高さ、ツライチになってしまっているのがお分かりいただけるでしょうか?
よくみてみると、ボタンのディスプレイ側に凹み傷があるのですが、恐らくスリープボタンのある角を落下などでぶつけてしまったのでしょう、その時にフレームが変形してしまいボタンを押したままの状態で挟み込んでしまったのがわかります。
バッテリー交換も一緒にご依頼いただいておりましたので、バッテリーも取り外し、マザーボードも取り外し、アルミ製のフレームのみの状態にし、スリープボタンを固定しているネジ2つを外してスリープボタンを単体で動かしてみます。この状態で指先で押しても全く動かないため、凹んだフレームによりボタン部分が押さえ込まれてしまっている事がわかりました。
ボタンもアルミでできていいますのでボタンを削る事も理論上は可能ですが、今回の場合はフレームが押さえつけてしまっているのがはっきりわかっているので、押さえつけている分だけリューターで削りとり、クリアランスを正常な寸法で確保することにより、スムーズに動くボタンが蘇りました。
1枚目の画像より、本体とボタンの高さがちゃんと変わっている事がわかります。この高低差がスイッチを操作した時にカチカチなる高低差です。ここで一つ修理依頼をクリアする事ができましたので、残りはドック交換とバッテリー交換ですが、バッテリーは組み上げる前に貼り付けるだけですので、ドック交換を行っていきます。ドック交換はハンダを使用して溶接されているので丁寧に慎重に古いドックコネクターを外し、新しいドックコネクターを綺麗に貼り付ける作業の技術が求められます。
故障内容によって金属加工やハンダ溶接など工程それぞれに技術や経験が求められますので、一つ一つのスキルを常に上達させられるように努力しています。日々過去の自分よりレベルの高い自分を目指してこれからもお修理をさせて頂きますので、YouTubeでの動画配信やブログなどでも見守って頂ければ幸いです。
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