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エルロンとは
もともとは飛行機の補助翼のことを指します。飛行機は前進し飛行しているときにこの左右についている補助翼を上げ下げすることで、左右の揚力を調整し横移動を行います。
ここから、ヘリコプターやドローンなどでの、[横移動]のことをエルロン、またはエルロン操作というようです。
そのほかにもラダー【旋回】、エレベーター【前後】、スロットル【上下】、などの基本操作テクニックがあります

一年ほど前に水没故障をしたドローンをお修理させていただいた経緯があったお客様から、「久々に飛ばしてみたらエルロンだけできないよ〜」というご相談をいただきました。過去に水没した機体でどのような不具合がありこのような症状になったのか、修理はどのような作業になるのか、想像する前にドローンでの[エルロン]についての知識を深める必要がありました。

[修理に飛行技術知識は必要か]DJI Mavic Air 2s エルロン操作ができない 送信機故障修理

ドローンは、一般的に、4つのプロペラが対角線上に配置されており、その4つのプロペラが同じ速度、同じ揚力を生み出すことで真上に飛行し、[ホバリング]状態になることが可能になります。4つのプロペラの形状がそれぞれ異なったり、全然違うモーターを四つつけても綺麗にホバリングできないのはそのためです。同じ回転数、同じ加速度、同じプロペラを4つ用いることで正確に水平に飛行することが可能になります。

ホバリング状態は空中の一定の場所に静止することですが、その場で機体を左右に旋回させることをラダーと呼びます。

ホバリング状態から上下に飛行することをスロットルと呼びます。
機体が、自重と相殺するだけの揚力で飛行し続けることでホバリングが可能になりますが、自重より強い揚力を4つのプロペラが均等に出すことで上昇し、自重より揚力を弱めることで加工することができ、これを繰り返すとドローンが同じ場所で上下運動を行うことができます。

ホバリング状態から前進、後退を行う飛行のことをエレベーターと呼びます。
エレベーター操作で前進する時は、後ろの左右のプロペラが前の左右のプロペラより早く回ることで揚力を上げることによって期待が前傾姿勢になり、それによって前に進む推進力が発生します。交代する時はその逆になります。

ホバリング状態で機体を左右に移動させることがエルロンと呼びます。
エルロン操作で左右に動く時は、右の前後のプロペラ、左の前後のプロペラで揚力をを変えることで左右に移動することができます。

エルロン操作ができない、ということは、左右のプロペラの揚力を変更する動作ができない、もしくは動作の指示ができない、というところに問題があることにたどり着くところから修理が始まります。
おそらく機体の問題では無いという切り分け、エレベーターは可能だがエルロンは不可能、ということから送信機の右のスティックではないかという結論にたどり着くことができます。

任天堂Switchでご依頼の多い、アナログスティックのドリフト問題。あの問題の解決方法と同じで、スティックの修理もしくは交換で改善できるのではないかという仮定を元に作業を進め、ビタミンパラダイス店舗内で飛行を確認し問題の復旧を確認することができました。

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