大阪本町 iPhone 12 Pro 背面ガラス割れ交換修理
iPhone 12 Pro の背面ガラス割れ修理、バックパネル交換修理は、2023年1月現在、12,000円にて行っております。作業時間は、3時間〜5時間ほど頂いております。作業に取りかかってからの実際の所要時間ですので、お預け頂いたタイミングによっては翌日などのお渡しになる場合もございますので、お急ぎの際や納期の詳細については事前にお問い合わせ下さいませ。
大きなカメラが3つ付いているのが後ろ姿の特徴である iPhone 12 Pro ですが、画像のように綺麗にカメラ左上の部分が粉々に砕けています。どこをどうぶつけたのか、カメラのリングには大きな傷はなく、フレームにも傷がない、不思議な割れ方をした端末をお預かりしました。
郵送修理でしたので、作業後にヤマト運輸のネコポスか、佐川急便での発送にてお客様にお届けするという流れでのお修理でしたが、なるべく作業を行った日の集荷に間に合わせられるように、時間帯なども考えながら作業するようにはしております。
こちらの動画では1時間26分ほどの時間で、貼り付けまで行っておりますが、背面ガラスの接着に使用しております、B-7000 という接着剤を使用する際は、硬化時間として1時間ほど設けております。
1時間で初期硬化がしっかりした段階で、 iPhone 12 Pro の背面ガラスと、フレームの金属部分の隙間にはみ出した接着剤を取り除く作業と、余分な接着剤などの汚れを取り除く作業があり、本体全体を綺麗にした後に最終の動作確認を行います。
ここまで行って初めてお客様にお返ししたり、発送準備に取り掛かれる[修理完了]となりますので、そこまで含めての、5時間ほどでの作業というご説明を行っております。
お急ぎの場合に緊急案件として対応する場合もございますが、目安としてはこれくらいの時間がかかるんだな、というご理解をいただくために、APPLEMAC大阪北浜店やAPPLEMAC神戸店のホームページにはほとんどの作業に料金と、目安の時間を記載しております。
お調べになった際は、そちらをご参考に修理に提出して頂ければ大きなトラブルも無くお待ちいただけると思いますのでご参考くださいませ。
この iPhone 12 Pro はパシフィックブルーというカラーのものでしたが、今まで背面ガラス割れ修理をしていて初めて作業を行ったカラーでした。ガラスの性質はいつも通り、という感触でしたが、色をつけるにあたって、ガラスに色を載せるのでは無く、塗料かフィルムのようなものが”パシフィックブルー”の発色をしており、ガラス自体とヒートガンの熱で簡単に剥がれて分離する、そんな印象でした。メタルフレームにパシフィックブルー色のフィルムが付着し、透明なガラスがどんどん剥がれていくので作業しながら、色によってガラスの性質が違うんだなと感じました。
塗料なのかフィルムを挟んでいるのかは製造工程を知らないためにはっきりはわかりませんが、このパシフィックブルーのフィルム状の部分のおかげでとても背面ガラス自体を剥がすのはスムーズに進み時間も短縮された印象を受けました。アートナイフ オルファ の平刃を主力として使用していますが、オルファ 平刃 細型 というものも最近導入し、幅や場所、カメラレンズ周りの細かい部分など使い分ける事でガラスを取り除いていきます。
カメラレンズの近くにはフラッシュライトのレンズがありますが、こちらはガラスでは無く半透明の樹脂で出来ているためヒートガンの熱にはとても弱く、長時間ヒートガンの熱風を当ててしまうと、溶けて変形してしまいます。変形してしまうと背面ガラスの既存の穴にうまく入らなかったり、もちろん見栄えも悪く後ろ側を見た時にすぐに目立ってしまうため、なるべく溶けて変形してしまわないように注意しながら作業を行っていきます。
フラッシュライトのパーツは交換できるので最悪の場合、破損や変形してしまった際は交換して新品に戻すことも可能ですが、ディスプレイを外してのパーツ交換作業は別で時間がかかってしまうためお客様へお返しする納期もその分かかってしまいます。
メリットのないパーツ破損を防ぐためにも、作業内容の中で注意が必要なところ、パーツ、をしっかり把握し事前に回避の準備をしっかりする、というのも修理作業の一部だと考えています。動画でも耐熱テープを貼ったりするシーンがありますが、そのように回避作業を行う事で結果としてお客様の端末を壊したりパーツを破損させたりする事なく最短時間で納品する事ができていると思っています。
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