大阪堺筋本町 GARMIN Edge 820J GPSサイクルコンピューター バッテリー交換修理
・グローブを装着したまま、濡れた手でも操作できる静電容量方式の2.3インチ高解像度タッチパネルディスプレイを採用
・Group track 機能により、サイクリングチーム全員の位置を追跡
・バッテリー稼働時間 最大15時間
などなど
この手のユーザー側としての知識は全くありませんでしたので少し調べさせて頂きましたが、かなりハイスペックでサイクリスト達にはファンも多いこちらの GARMIN Edge 820J GPSサイクルコンピューターですが、バッテリーの消耗が激しい、電源が直ぐ落ちてしまう、という事でバッテリー交換でお修理させて頂きました。バッテリーの品質の良いものがほとんど出回っておらず、調査し仕入れるのに大変時間がかかってしまいお客様にはお待たせしてしまったお修理の一つでもあります。
この GARMIN Edge 820J のメーカーでの販売自体は終了しているそうで、アフターサポートはあるにはあるようですがかなりの高額になるのでメーカーサポートでバッテリー交換をするのであれば APPLEMAC大阪北浜店にお願いしたいとの事でご依頼頂きました。
バッテリーも納得のいくものがやっと入手できましたので早速バッテリー交換修理を行い、 YouTube にて動画も配信させて頂きました。
ディスプレイが強力な粘着剤の両面テープ、黒でスポンジタイプのものでぐるり本体に接着されており、Androidのスマホや iPad などと同じような作りになっています。ディスプレイの下にはディスプレイとほぼ同じサイズの基板が収まっており同じサイズのネジ4本にて固定されています。固定されているネジを外し基板を持ち上げると、その下にバッテリーが両面テープで本体の底に接着されており、バッテリーを取り出すと、一番下、本体の外側に向けてブザーがシリコン剤で固定されていました。
バッテリーの接着は両面テープなのでヘラなどで起こしあげればすんなり外せますが、バッテリーのプラスとマイナスのケーブル2本に、ブザーのプラスとマイナスのケーブル2本、この合計4本のケーブルが1つのコネクタに集約され基板側のコネクタと接続されている仕組みになっているため、バッテリーを取り外す際はこのブザーの部分だけハンダ溶接の作業が必要になります。
大きさはそこそこありますのでケース(本体)のプラスチック部分にハンダゴテを当ててしまい溶かして変形させてしまうなんていうミスはないと思いますが、慎重に作業を行い、ブザーから赤いケーブル1本と黒いケーブル1本をそれぞれハンダ溶接で取り除きます。そこから古いハンダを取り除き、新しいハンダとフラックスを用いて新品バッテリーの赤いケーブルと黒いケーブルをそれぞれ元と同じ位置にハンダし接続しますと、後は分解したのと逆の流れで組み立てていけば終了です。
ネットで検索すると多くのユーザー様がやはりメーカーの保証は高額すぎてバカらしいので自分でやってみた!という動画を出しておられたり、そのような記事もたくさん出てきますのでご覧になった方も多いと思いますが、とてもシンプルで簡単な作業なのですが、パーツが手に入りづらいというのが一番のネックだと思います。
粗悪なものや汎用品のような商品はいくつか出回っており、ショッピングサイトでも目につきますが、そのような粗悪な商品や品質のわからない商品を用いて修理作業を行うことはできませんので、このようにしっかり調べ仕入れるためにお時間をいただく事もございます。
しかしお客様からのご依頼が安定し、パーツの仕入れもそれに応じてルートが確定してきますと納期も早く、料金も見直すことが可能になります。
このようなサイクルコンピューターなどもご利用されている皆様がどんどん修理依頼を増やしてくだされば我々も安定して供給できる品質のお修理内容にしていくことができますので是非協力していただければ幸いです。
YouTubeなどにも掲載しております通り、全てのモデルに対応しております GARMIN 製品の他にも、多少希少であっても[こんなものも修理可能ですか?]とご相談いただければなるべくほとんどのものはお修理対応できるようにさせて頂いておりますので、是非、 LINE や web オーダーフォームなどから、お気軽にご相談くださいませ。 LINE や web オーダーフォームでは24時間受付しております。ご返信は営業時間の中になりますが、お問い合わせを頂くタイミングは自由ですので気になった時にどうぞお問い合わせください。
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