iPhone XS Max 急に電源が点かない冷たいし反応が無い修理
iPhoneの故障を特定するためにロジックボード基板コンピュータ単品と、ディスプレイ単品を直流電源ケーブル(DC power supply)に接続し起動できるか確認します。起動しない場合は基本的にはロジックボードの故障原因であると断定しICチップの故障を確認するためにロジンディスペンサー・赤外線カメラ・ショートキラー等の機材を使い漏電してショートしている可能性がある箇所を見つけます。ここまではiPhoneの分解と組み立ての技術があれば誰でも比較的に簡単に出来ることで、これより先のロジックボードを分解する作業が必要か?お客様と35,000円であれば直したいか?お伺いしたり打ち合わせ相談していきます。
直らない場合には3,300円であった見積価格を値上げする可能性があり、修理時間が4時間ほどになり当日には直せない場合もありますので、6,600円など頂かないと作業が進められない事と急いで今すぐにして欲しい場合には修理で直れば45,000円エクスプレスサービス料金を含み修理をしてみるか提案する場合も今までにあります。
修理しようとしている機種が iPhone 8 / iPhone X の場合には本日現在では20,000円を下回る本体端末の価値である場合が多いので、中のデータは特に不要で本体を直したいというご希望の場合には iPhone XS Max / iPhone 11 / iPhone 12 以降の機種でなければ45,000円で直す価値がお客様により無いと判断される事も多いです。ロジックボードの修理は簡単な軽度なものであれば13,000円から修理をしています。コネクタの破損や単純に故障しているICチップが即時確認が出来る場合に限ります。
同じ修理屋さん同士であると、多分ここが壊れていると、FPCコネクタかICチップの場所を限定して教えてくれる場合が多いので13,000円ほどで修理がご提供できるように低価格に設定をしているつもりです。NANDチップや様々な場所に故障の反応が出てお
リンゴマークフリーズして故障の原因が確認できていない場合には25,000円〜35,000円ほどの修理料金になることが平均的に多いです。iPhone 13 シリーズに関しては現状最新の機種になりますのでロジックボードの修理料金は故障箇所にもよりますが45,000円ほどになる事も珍しくありません。
故障原因が分からないや作業してみて思ったよりも難しくなる可能性もありますので料金は必ず事前にお伝えするか、作業中にこれ以上作業をする場合には別料金がかかる可能性があるという趣旨を必ず事前にお伝えしご了承をへてから作業を進めます。それでも直せない可能性や故障を悪化させる可能性もありますので重要なポイントとして直らなくても6,600円の修理費用がかかるだけになる可能性があることをお伝えします。
ICチップは本当のことを言うと200円や500円ほどで買える商品です。そのICチップを取り替え交換すると故障が直るわけですから、自分で作業して直す事ができれば2時間ほど以内であれば経費としては4,000円ほどで最低済ませる事ができます。しかしこれは自分で勉強して自分で機材を買ってなんども練習をして時間をかけて修理に慣れてからの最低料金の説明です。なのでお客様へご提供する場合には13,000円〜25,000円の料金の幅になる事が多いという説明になります。
当店ではロジックボードの修理作業は長い訓練を受けて修理に慣れた専用の担当者が機材を扱い作業します。5年以上勉強していたり分解したり組み立てする事が出来てからでないとせっかく直せたものも、本来の故障箇所を直さず勘違いで別の事をしていたり絶対に触れてはいけない場所を分解したり変形させてしまったり・・・。散々な結果になる事も出てきてしまいます。少しの手作業の悪さが原因で時間もお金も減り、お待たせしたお客様の時間も見積もりの作業費用も頂き全てが無駄になる可能性が高くなるからです。
iPhone XS 1分くらいたつと急に電源が切れて再起動し始めるや、iPhone XS Max 動画を見ながら充電をし続けていたら急に画面が暗くなりそれ以降一切動かなくなり本体を触っても何も反応が無いし、本体の裏側も冷たいまま・・・。こんな状態の時には一部の可能性として電源に関するICチップが破損している可能性があります。iPhone XS Max U3300 Battery Charger IC SN 2600 DSBGA の取り替え交換が必要な場合があります。SNの数字の後にB1/B2と表記され別れる場合がありますが同じものだと思って問題ありません。SNの後の数字が異なる場合には不適合のICチャージであったりボンディングパッドの形状が違うやサイズが少し違いがありますので違和感を感じたら作業を中止するや無駄な確認作業を繰り返したりしないように作業を進めます。
何十人か修理を一緒にする機会がありお教えしたりしましたが、指先が震え続けてICチップの一箇所に触れ続ける事が出来ないやICチップをピンセットで支える事も出来ない人もいました。作業する事が出来ない理由として目が痛くて見れないなど、何度も0.02mmのジャンプワイヤーの取り付けと動作確認ができないといけません。例えば一つの機種のロジックボード修理で細かい作業の流れを暗記して作業してみると手際が悪いか遅いかミスしているか?手に取る工具一つ違っても作業しにくく人それぞれ使いやすい工具はあると思いますが一つのミスが大きなミスになるナノサイズの小さな世界の修理作業になりますので流れるようにスムーズに作業をして終わらせることができないといけませんし焦って短縮したり急いでも成功しませんし自分もお客様もイライラするだけです。なかなか難しいから特殊な修理作業だと考えられる場合も多いのですが取り扱いして慣れてくると頑張ると成功するときも増えてきますので修理を取り扱いしようとする人は良い勉強になる教材でお金にする事ができる大きな可能性です。
ICチップの温度が高くなっているからといって絶対に故障している箇所だと確定している訳ではありません。その近くの小さなコンデンサーが破損しているや漏電して故障している事でICチップの温度が高くなっている可能性があります。CPUや電源は電源を投入すると、もともと温度が上昇するICチップパーツになりますので健康な状態の端末がどこが発熱する事があるのが機種毎に確認してたり大方理解している必要もあります。顕微鏡で肉眼で確認すると破損が確認できる場合もありますし単にFPCコネクタにゴミが挟まっているだけの可能性もありますし難しく考え過ぎていると間違った作業をしてしまったりする可能性もありますので、お客様のご要望とお店の余裕と考えて修理方法の提案をするようにしています。
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