大阪本町 MacBook Air 2020 13inch A2179 キーボード パームレスト 日本語キー→USキーに交換カスタム修理
海外で購入したUSキーの MacBook Air を友人に借りた時に、当たり前ですが、自分が見慣れていたキーボードと違う!と地味にびっくりした事を思い出した今回のカスタム修理でございます。
料金は、今回 40,000円 +配送料にて行わせて頂きました。
時間は、動画では2時間半ほどの動画となっておりますが、2時間以内で終了できるであろう修理内容となっております。
日本で見慣れているキーボードといえば、一つのキーの中に、アルファベット1文字、かな1文字、記号が1、2文字、割り振られた賑やかなキーボードがごく一般的なものだと思います。人差し指の定位置として使用されることが多い、[ F ]キーには、[ は ]が、[ J ]キーには[ ま ]といった具合ですね。エンターキー、リターンキーといったキーの形状も大きく異なり、キーの真ん中にアルファベット一文字だけのシンプルな表記がよりアメリカ製 Apple 感を感じさせてくれている気もします。
キーボードのお修理では、格子状のフレーム部分は触らずに、キーだけの交換を行うお修理もあります。水没などでキーが反応しない、一部のキーが取れちゃった、ギスギス動きがおかしくて使用できないキーがある、などの症状の場合で、全く同じ配列キーのものと交換することができます。
今回の〔パームレスト交換修理〕という作業は、少し違い、 MacBook Air のキーボードを叩く際に左右の手の手首が乗る金属部分、トラックパッド、その面全ての一枚をパーツとして取り換えるという作業になります。キーボードの配列、形状が異なるため、キーのみの移植ができません。かといって、USモデルのものであればいいわけではなく、内部のバッテリーやトラックパッド、スピーカーもファンもマザーボードも全て移植を行う必要があるため、ネジの一つまで完全に同配列、同じ形状のものを用意する必要があります。
MacBook Air 2020 13inch A2179 こちらは、事前にご連絡いただいた際にモデルや年式を完全に教えていただいておりましたので、全く同じモデルをご用意することができました。モデルなどにイマイチ詳しくなかったり、難しい場合はお預かりした段階でこちらで確認し作業を行うことも可能ですが、その場合は在庫の有無についての判断がお預かりしてからになってしまうため、海外から取り寄せなどが必要になった際は納期がその分かかってしまいます。
交換修理カスタムは行いたいけれど、仕事で使うから納期は早いほうがいい、などのご要望がありましたら、事前にモデルや情報を頂き、在庫のお問い合わせをして頂いた上でお預けしていただければよりスムーズに行えると思います。海外から取り寄せる場合は、かなりの日数がかかる場合もありますし、海外の業者様から間違ったものが届いてしまうなどの人為的ミスももちろんゼロではないため、その分よりお返しできるまでの日数が長くなってしまうこともございます。
パーツがある状態での移植作業のみでしたら、2時間程で完了できると思います。バッテリーが膨張しているので交換したほうがいいというご提案をさせて頂いたり、トラックパッドが反応しない、キーの動きが渋い、といった症状も改善できますし、簡単にいうと、折り曲げる下側半分が新品になるので、買い換えるよりかなりお手頃なカスタムにもなると思います。
全く同じ USキーのパームレストと、元々のパームレストを見比べた時に、何が付いていて、何がついていないか、何を移植するべきかを判断し全ての部品を移植していく作業が主な作業ですが、その際に内部のクリーニングやバッテリーの確認、メンテナンスも行いますのでほぼオーバーホールを兼ねた作業となります。
ネジの合わない部分などがあればモデルが異なるか、年式が違っているか、移植が不可能か、早い段階で判断する必要があります。マザーボードを固定しているネジの位置が違うなどがあれば大変なことになり、作業の完了もお伝えしている異管内では難しくなってしまう場合もあります。
今回はご依頼主様が APPLEMAC大阪北浜店やAPPLEMAC神戸店のYouTubeの配信をご覧になってくださっている方で、遠隔地ですが、目の前でリアルタイムにてお修理を行う形でさせて頂きました。とても緊張する作業ですが、しっかり行っている作業を見ていただくことができて双方向に良かったと思います。
是非、自分の修理もライブでおねがしたいです!なんてご依頼も大歓迎ですよ!!
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