AppleWatch Series 7 心拍センサーガラス割れ交換移植修理について
APPLEMAC大阪北浜店やAPPLEMAC神戸店ではたくさんの AppleWatch のお修理のご依頼も頂いております。
ディスプレイガラス割れ修理や、バッテリー膨張によるバッテリー交換などが主なご依頼として承っております。アクティベーションロックの解除のご相談も多く承っております。
しかし、心拍センサー、普段腕時計として使用しておられれば手首側で守られているはずのガラスが割れてしまったりする事もあり、その交換修理なども頻繁にお受けしております。
普段手首に装着して使用されていても、外して床の上に置いていたのに気づかずに踏んでしまった、とか、ペンダントやキーホルダーの様な使用方法で使われていても、裏側が割れる危険がある気がします。
割れたまま腕に装着するのはガラスで手首を切ってしまう可能性がありあまりにも危険すぎますし、そのままだと水も入りやすいのでそれ以上の故障を招きかねない状態なので要修理となります。
ガラスが割れただけだったり、心拍センサー自体が作動しない状態だったり、状態や破損のきっかけにより症状や交換の必要なパーツもそれぞれ異なりますが、どの様な部品を交換する場合でも、修理が必要な部品があっても、APPLEMAC大阪北浜店やAPPLEMAC神戸店ではしっかり復旧しますのでお気軽にご依頼くださいませ。
AppleWatch Series 7 の 45mm GPS/LTE モデルの背面ガラスがぐしゃっと袋の中の煎餅の様に割れてしまったのでドナーと移植交換修理を行うご依頼をいただきました。
ケーブル類やスイッチ、バッテリー、Taptic エンジン、などのパーツ単体での交換修理はそれほど難易度の高い作業ではありませんが、筐体としてのあらゆる部品をバラバラに分解し組み戻す作業というのはネジの取り外し数やパーツの取り外し箇所が多く、正確に元通りにするだけでも難易度が少し高くなります。
Apple Watch Series 7 は、ディスプレイの取り外しもそれ以前のモデルと比較するとかなり繊細な手作業が求められるものになっており、より緻密で繊細な設計で防水性も含めて Apple が力を入れ進化させている事を感じさせます。Apple が製品に最新の技術を投入しよりレベルが高い製品を世に送り出す様に、我々は、日々より高い技術を身につけそれらを修理し続けられる様に努力する必要があります。
ディスプレイを外さなければ何の修理もできない AppleWatch ですが、ディスプレイを外す際にボディを傷つけてしまったり、ディスプレイ自体を破損させてしまうリスクがあるので、正しい方法と正しい道具を使い作業していく必要があります。ディスプレイを外せたら、ボディからディスプレイを取り外してから内部のバッテリーや Taptic エンジンなど大きなパーツから取り除いていきます。その際にとても小さなハンダ溶接で取り付けられているケーブルなどを千切ったり断線させてしまわない様に注意しながら、またケーブルのコネクタ自体も基板から外してしまわない様に注意しながら接続を解除し、部品ごとに取り除いていきます。
小さな部品を取り除いていけば、側面にあるボタンやデジタルクラウン、底面の基板と順に取り外していき、最後に心拍センサーにたどり着くことができます。
ここまでの作業を全て正確に行うことができて初めてこの修理が完結しますが、ドナーから移植する作業の場合は、全く同じ工程を2台行い、2台の部品を組み合わせて1台の正常な AppleWatch を完成させていきます。
外に面したガラス、心拍センサー、その上に基板があり、その基板の上に Taptic エンジンやバッテリーが乗せられており、その上にディスプレイがあります。何層にもなるこの修理にはかなり時間がかかりますが、しっかり動作も確認しお客様にご納品させていただいておりますので、割れてしまった!という方は是非ご相談下さい。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。