APPLEMAC大阪北浜店には様々なお修理のご依頼を頂きます。ご自身でSSDを交換しようと分解した iMac の収集が付かなくなり、持ち込みでご来店頂いたり、 iPhone の背面ガラスが割れてしまったので直して欲しいとネットで探し回って見つけて下さったり、誕生日プレゼントで貰った1ヶ月しか使っていない Apple Watch を落としてしまい、買い換えるのも頂いた方に申し訳なく修理のご依頼を頂いたり。

修理 or 買換え という選択肢の中で、修理を選ぶ理由は様々ですが、そのような様々な思いのこもった修理依頼品を大切に扱い故障箇所を丁寧に確実に直して行くのが我々の仕事です。

Apple Watch を修理していく中で大前提のポイントは、とても筐体自体が小さいところです。
筐体が小さいので内部に存在する各部品が全てとても小さくなっており、それらが限られたスペースの中で小さく収まるように密集して完璧な配置で納められています。街中に沢山の iPhone 修理店が新たにオープンしている中で、 Apple Watch の修理は「うちはやってないんです」と断られてしまうお店が少なく無い原因の一つもそこにあると思っています。

Apple Watch のお修理のご依頼で頂く内容としては、画面浮き、バッテリーの膨張、ガラス割れ、液晶が映らなくなった、リンゴフリーズ、充電ができない、ペアリングしない不具合、アクティベーションロック解除のご依頼、など様々です。ガラス割れ修理は 8,000円から、ご依頼の多い Series 3 や Series 4 だと15,000円にて行っております。Series 8 でも21,000円程で行っています。フラットなディスプレイが特徴のSeries Ultra は45,000円と少し高額になっていますが、それでも買い換える程の金額を掛けなくても綺麗にお直ししております。バッテリー交換だと7,700円から15,000円などで行っており、作業状況にもよりますが、2日程度で納品させて頂いております。

全国から多くの修理依頼を頂いております Apple Watch ですが、分解修理を行う上で最初に必要な工程が、ガラスと液晶ディスプレイ一体の部品をボディから剥がす事です。ボディからディスプレイを剥がす作業には、細心の注意が必要な箇所であるフォースタッチセンサーや、ディスプレイのフラットケーブルがあり、どれも少しの不注意やミスで破損させてしまうとても繊細な部品です。バッテリーの下には、電源ボタンフレックスケーブルやデジタルクラウンに接続されているフラットケーブルなどがあるのでバッテリーを剥がす作業一つにしても、どのような道具を使うか、どのような方法でどの方向からバッテリーを起こし上げるか、選択と判断のミスでケーブルの断線や破損につながってしまう事もあります。

全てが小さい為、自分が作業している部品やその周辺しか目に入らず、他の部品やケーブルなどを壊してしまっていることに気づかないまま、修理を完了し納品してしまっているような修理店もあると思います。悪意がある店舗様は別ですが、悪意が無くても知識や情報を持っていない為に、そこが破損してしまったと気付けないまま作業を完了させてしまったり、納品し通常通り料金をいただいてしまうという事は、本当に恐ろしい事であり避けなければいけないところだと思います。

本来お客様に提供すべき技術や作業が提供されていないまま納品してしまうという事を避ける為には、常に最新の機器に対する情報や知識やデータに敏感に貪欲である事、その中でも間違ったデータや情報を選別し排除する敏感な判断力、過去の経験やデータから予測する洞察力、最新の修理技術を習得するための練習やスキル習得能力、が求められます。

あらゆる種類の機器の修理を扱っているので、現行品や年々最新モデルが発表される機種もあれば、昔から同じ仕様のまま長期間製造されているようなものもあり、全ての機器に修理に際しての要注意ポイントやコツなどが絶対にあります。それらを限りなく正確に把握し習得できるように学び続ける事が、間違った修理や誤った工程で納品してしまう事を避ける方法だと思います。

どんなお店より適正価格で、どのお店より素早くクオリティの高い修理を提供する為に何が必要かを常に探求し身につけて行く事が〔修理〕の一つ目の工程だと認識しこれからもより良い修理サービスを行って参ります。もちろんApple Watch だけではなく、全ての修理において同じ考え方で向き合っておりますのでどのようなお修理をご希望の方も、お気軽にAPPLEMAC大阪北浜店、APPLEMAC神戸店までお問い合わせくださいませ。